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夢を追い続けるワーキングマザーの育て方

育休の楽しみ方

どうして育休は女が取らなきゃいけないんだろう。

 

もちろん、最近は男性でも育休を取得する人が増えてきているが、それでも圧倒的に女性の方が多いだろう。

 

子供を産むのは女性にしかできない。産前産後休暇(いわゆる産休)も女性しか取れない。

産後8週間の休暇は、女性が産後の体力回復のために使える休みであると同時に、育児に慣れる期間である。

女性が赤ちゃんと丸一日過ごしている間、ほとんどの夫は丸一日仕事をしているだろう。我が家もそうである。

授乳、おむつ替え、沐浴、寝かしつけ。

圧倒的に女性の方が産休中に育児のプロになってしまうのである。

 

一方、育児休職(いわゆる育休)は産休期間が終わった後に男性でも女性でも取得可能な休職期間である。

夫が育休を取ることに関しては、子供が生まれる前から家族で話し合っていないと急に取るのは難しいだろう。

夫だって仕事を続けている以上、何か特別な理由(妻の方が給料が高い、夫の方が仕事より育児に携わりたい。妻だって仕事がしたいだろうからここはフェアに交代で育休を取る(超レアケースだと思うけど))がない限り、得意でもない育児と家事に従事しようという気にもならないのが一般的なはずだ。
 
従って、通常は妻が育休を取るのである。
 
我が家の場合も極一般的な理由で私が育休を取っている。
私のほうが育児に慣れている。ついでに家事も慣れている。そして夫の仕事がちょうど忙しかった。
 
本当だったら私だって仕事バリバリしたいのに。
 
そういう気持ちを押し殺して、頭をポジティブに切り替えて育休期間中を楽しむことにした。
平日昼間、双子達を保育園に送り出したあとに家事を済ませ、三女を寝かしつけたら念願のお一人様タイム。
本読んだり、英語勉強したり、ブログ書いたり、ネットサーフィンしたり、仮眠を取ったり。
 
その他、授乳中や三女が一人遊びに没頭している時にスマホSNSや読書したり。
(育児書には禁止事項として書いているがたまにやってる。母だって自分の時間が欲しいのよ、ごめんね。)
 
職場復帰後の自分の身の振り方を考えたり、春になったら家族で旅行に行きたいなと思ったり。
もともと妄想は好きなので、先のことを色々考えるのはとても楽しい。
 
四月に入ったら三姉妹の慣らし保育が始まって、お一人様時間がもっと増えるので余計楽しみである。
美味しいものを食べに一人でランチしに出かける。
春物の服を買いに行く。
英語の勉強時間を増やす。
プールに泳ぎに行く。
 
特に運動や勉強の時間を捻出できるのがうれしい。
 
よく、"早く職場復帰したい?"と聞かれる。
妊娠中は休職期間が自分のキャリアにブランクになるのではないかと恐れたり不安だったりしたけど、育休期間中の時間を楽しめるようになってからは不安は一掃された。
 
育休は決してネガティブなものではない。仕事をしていては得られない自由な時間。自分と向き合える時間。
1日のうち1~2時間取れるこの貴重な時間を楽しむコツを覚えれば、とても有意義なものとなる。
今では育休期間をできる限り長く謳歌したいと思っている。