当事者意識
昨日、友人に会いに電車で片道1時間ちょっとかかるところまで遠出をした。
三女を連れてこんなに長旅をするのは初めてであった。
三女を抱っこ紐で抱っこして電車に乗ると、何人かに席を譲ってもらえた。
40代くらいの女性、結構若めの男性。
妊婦ならまだしも、赤ちゃん連れでも席を譲ってくれるんだと感動した。
電車に子連れで乗ると嫌な目をされるという話しか聞いたことがなかったから。
一方、座った隣には女性大生。
赤ちゃんの足が当たる度に嫌そうに体をよじらせたりスカートを引っ張ったり。
すいません。と謝ったものの、あなたが母親になったら私の気持ちが分かるだろうよ、と心の中でそっとつぶやいた。
当事者にならないと分からないことは多々ある。
しかし、当事者じゃないからと言って相手の立場や気持ちを想像できるのとできないのとでは、自分の取る行動やそれに付随する結果が全く異なるものになってしまう。
育児や公共の場面だけではなく、ビジネスの場面でもそう。ターゲットとなる市場や顧客の立場を想像できるかどうかで結果は異なってくる。
自分は常に他人の気持ちに寄り添って行動できる人間でありたい。